2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧
芸術に関して本質的なことをやりたいという話はしていたが、どのような観点かは見つけられていなかった。デューイなどを読んでそう思っていたときは、芸術とは何か、芸術とはどういう活動かという、そういう問題かもしれないと思っていた。だが、最近の関心…
以下の本の著者。Oxford Handbook of Music Education所収。だいぶ前に見かけていたのにスルーしていたけど、自分がキャリア=生涯の中の学習という位置づけをするようになって、おそらく最重要文献の一つになるんじゃないかという気がする。 Musicians as L…
Roulston et al. (2015) Adult perspectives of learning musical instruments. International Journal of Music Education, 33(3): 325-335. インタビューして「perspective」を問う研究は多い。が、「こんな考えの人もいればこんな考えの人もいました」と…
Lave & Wenger が引いてあるくだりで、彼らの徒弟制の研究が becoming a midwife in Yucatan, Mexico and becoming a tailor in West Africa(p.16) を対象としていると書かれているのを見てはたと気づいたが、本書でも Lave & Wenger でも、learning の背…
ヴェブレン理論は、ファッションの経済現象としての側面を強調し、富を誇示するためのシステムとして定義する。そしてまた同時に、富と成功を見せびらかしたいという願望は、ひとおり優れていることを示したいという潜在的な欲望に もとづいているとされる。…
論文や研究の意義って何だ?(つぶやき) - モノ・コトの見かた by ”MARKETING_LOVER”d.hatena.ne.jp 「自分の関心はこれなので」話法をいつまでも使ってしまうと全く研究にならないのだ。既存の学問のベースに乗っかったうえで、問いの設定をしないと研究に…
ここ1週間ひさびさにちゃんと社会学やって気付いたけど、夏学期に認知心理学のレビューしたのは、その分野のことを全く知らなかったからであって、問いを認知心理学の枠内で立てなきゃいけないわけではないのだった。社会学や人類学的に学習を扱う可能性に意…