足跡

@vbear00のメモ

卒論

高橋(2007)「効果的な合唱指導のあり方と指揮者の心構え」/服部(2011)「合唱指導と合唱団育成における理念とキーポイント」

高橋論文は、合唱界・合唱サークルの両雑誌の指導に関する記事をまとめつつ、エリクソンの指導論を導入して、練習メニューを構想している。両雑誌は「組織・運営の項目に該当するものが非常に多い」とされるが、そこには注目されず、あくまで音楽の指導に関…

杉江(2000)「音楽教育の社会的機能に関する一考察」/宮田ほか(2011)「生涯教育としての合唱活動「おかあさんコーラス」

アマチュア合唱団に関するアンケート調査三本。水田ほか(2010)は、あまり研究として注目するところはない。 7:3の法則と、合唱をはじめる動機・やめる動機がポイント。 杉江淑子(2000)「音楽教育の社会的機能に関する一考察 ー音楽活動参加者の構造的…

長木誠司(2010)『戦後の音楽』/戸ノ下達也・横山琢哉(2011)『日本の合唱史』

国家と教育者が指導し、アマチュアが実践するという日本の合唱をつくりあげてきた歴史について。うたごえ運動との関わりまではまだ押さえてない。 戦後の音楽――芸術音楽のポリティクスとポエティクス 作者: 長木誠司 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2010/1…

Turino(2008) Music as Social Life

4つの分類ってブルデューの「界」つかってたか Music as Social Life: The Politics of Participation (Chicago Studies in Ethnomusicology) 作者: Thomas Turino 出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr (Tx) 発売日: 2008/10/15 メディア: ペーパーバック …

スモール(1998=2011)『ミュージッキング』

さすが人類学畑だけあって、いま読み返してみればアイデアは状況論との親和性に満ちている。 的をしぼった分析は西洋近代のクラシック音楽なので、そちらは必要に応じてという感じだが、むしろインタリュードで開陳されるベイトソンのアイデア、儀礼論のよう…

宮本直美(2012)「市民的公共性と芸術」

宮本直美(2012)「市民的公共性と芸術」『公共社会学1』 盛山和夫(2012)「公共社会学とは何か」『公共社会学1』 公共社会学1 リスク・市民社会・公共性 作者: 盛山和夫,上野千鶴子,武川正吾 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2012/07/31 メディ…

斎藤純一(2001)『公共性』

13年で20刷りの名著 大特集:「学び」から開く芸術の公共性 にむけて 公共性 (思考のフロンティア) 作者: 齋藤純一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2000/05/19 メディア: 単行本 購入: 9人 クリック: 67回 この商品を含むブログ (71件) を見る Ⅰ 公共性 …

吉本光宏(2008)「再考、文化政策 ―拡大する役割とパラダイムシフト」

分野の基礎文献。 吉本光宏(2008)「再考、文化政策 ―拡大する役割とパラダイムシフト」『ニッセイ基礎研究所報』51: 37-116 吉本 光宏 | シンクタンクならニッセイ基礎研究所 吉本 光宏 | シンクタンクならニッセイ基礎研究所

苅宿俊文ほか(2012)『ワークショップと学び2 場づくりとしてのまなび』

アートのアウトリーチに関して ワークショップと学び2 場づくりとしてのまなび 作者: 苅宿俊文,高木光太郎,佐伯胖 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2012/05/23 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (2件) を見る 第1章 …

砂田(2007)「クラシック音楽におけるアウトリーチ活動とそれに関わる音楽家養成の課題」/岡部・鈴木(2010)「学校と演奏家の連携による音楽教育の可能性」

音楽のアウトリーチ 砂田和道(2007)「クラシック音楽におけるアウトリーチ活動とそれに関わる音楽家養成の課題」『文化経済学』5(3): 87-99 岡部・鈴木(2010)「学校と演奏家の連携による音楽教育の可能性」『千葉大学教育学部研究紀要』58: 109-120

小林真理ほか編(2009)『アーツ・マネジメント概論 三訂版』

再訪が絶えない アーツ・マネジメント概論 三訂版 (文化とまちづくり叢書) 作者: 小林真理,片山泰輔,伊藤裕夫,中川幾郎,山崎稔惠,中尾知彦,佐々木亨,柳与志夫,熊倉純子,蓮池奈緒子,武田康孝,池田修 出版社/メーカー: 水曜社 発売日: 2009/04/25 メディア: 単…

東浩紀(2011)『一般意志2.0』

公共性とは何か。公共性を実現する方略は何か。 一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 作者: 東浩紀 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/11/22 メディア: 単行本 購入: 14人 クリック: 581回 この商品を含むブログ (169件) を見る 参照 公共性 (思考の…

曽田修司(2007)「公立文化施設の公共性をめぐって」/川本ほか(2010)「公共施設における開かれた利便供与の枠組みに関する研究」

卒論第2章関連。『文化経済学』のうち2007年以降電子化されていないもの中心に。 曽田修司(2007)「公立文化施設の公共性をめぐって――「対話の可能性」に、共同体的価値と参加の保証を見る視点から」『文化経済学』5(3), 47-55 高木崇雄(2008)「地方ミュ…