足跡

@vbear00のメモ

リチャード・シェクナー(1997=1998)『パフォーマンス研究』

舞台について、パフォーマンスについて探求するなら、演劇は避けて通れないし、そこを標識とすることで、あらゆる比較が可能になるかもしれない。

 

「演技者と観客の変化と変容」

「パフォーマンスを人間の行動一般の主要なモデルと考えると、このリミナルで過度的な現実の複数性は、人間の自由がもつ栄光と堕落の両面を明らかにする」p.81

パフォーマンスは繰り返される行動であり、「台本が存在する」が、それと同時に、その場その時で新たに創造される行動である。パフォーマンスを行うことは、演技者と役という2つのアイデンティティの境界性を生きることでもある。