スメルサー(1988=1996)『社会科学における比較の方法』
計量分析は比較の方法を用いることが当たり前なのに対し、質的分析はそうでないところが、質的研究やる人は気をつけなきゃいけないところかもしれない。クロス表という比較の真髄みたいなものが基本にあるか、QCAのような方法をあえてもってくる必要があるか。
— じゃんぬ (@vbear00) December 13, 2014
質的研究で何かカテゴリーをつくっていく時は、ただ抽象化しているというのではなく比較軸をつくっていると意識したほうが良い
— じゃんぬ (@vbear00) December 13, 2014
素晴らしい内容だと思う|【SYNODOS】比べてみないと、相手も自分も、分からない――物差し同士も照らし合わせて/比較政治学者・浅羽祐樹氏インタビュー http://t.co/Vsd8PdHy24
— じゃんぬ (@vbear00) December 13, 2014
佐藤俊樹『社会学の方法』のタネ本。あの本をきっかけに比較の方法の信者となった身としては読んでおきたかった。社会学をはじめとする学問が、物理学にはなれなくとも、いかに論理的な研究プログラムを展開するに当たって重要だと思う。ふわ研でレイガンのQCAとかもね。
- 作者: N.J.スメルサー,Neil J. Smelser,山中弘
- 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
- 発売日: 1996/04
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- 第1章 本書の目的
- 第2章 比較分析家としてのアレクシス・ドゥ・トクヴィル
- 第3章 比較社会学のプログラムーエミール・デュルケムとマックス・ウェーバー
- 第4章 デュルケムの比較社会学
- 第5章 ウェーバーの比較社会学
- 第6章 分類、記述、測定
- 第7章 関連、原因、説明、理論
- 作者: アレキサンダージョージ,アンドリューベネット,Alexander L. George,Andrew Bennett,泉川泰博
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2013/01
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